玄関を入ってすぐのホールに、大きな鶴の絵があった。
勿論この家を買った時にすでに壁に付いていた物で、
家族や知人達からは、
「これはいい!」とか「アールデコだねぇ」とか言われてきた代物ですが、
僕らはまだそれを受け入れるほどの柔軟な思想は持ち合わせておらず、
まあつまり、どうにか処置せねばならない、問題の一品だった。
一度取り外そうと試みた物の、
石で作られているそれは、壁にがっちりと固定され、
びくとも動かないので、即断念。
仕方がないので、上からカバーすることにした。
外のデッキを解体した時に出た廃材を使ってフレームを作り、
絵の周りの壁に付け、表面にベニヤを貼る。
黒板みたいになってしまったとこは想定外だったけど、とりあえず完了。
ゆくゆくは看板として仕上げる予定です。
par s.yoshitomo