2012-05-27

キャットタワー

今でこそ、料理を本職とし、
さも昔から“この道に進むことを決めていました!”
と言わんばかりの顔をして、
いけしゃあしゃあと仕事をしている(と自分では思っている)が、
実のところ、
料理を本業と定めたのは、ここ数年のことだ。
高校と大学では建築を専攻していたし、
それを卒業後も、カフェで働きつつ、
インテリアとデザインの活動に比重を置いた生活をしてきた。

そんな経緯の名残で、今でも副業として、
インテリアコーディネーター 兼 デザイナー 兼 家具職人
(という“住まいの便利屋”みたいなもの)
を、実は慎ましやかにやっている。

 *

キャットタワーの
アイソメ図と完成品

今回久々にその副業に仕事が入った。
依頼内容は、『キャットタワーのデザイン・制作』
もう少し詳細を記すと、
『①猫が上まで登れて
 ②けれども猫が乗っていなくても様になる
 ③シンプル且つおしゃれな
 ④奥行き約30cm・幅約60cm
   高さ170~180cmくらいで
 ⑤組立式の
 キャットタワーのデザイン・制作』

こうした幾つかの条件があるが、
適度な制限や制約があった方が、
何かと作りやすいし面白い。

 *

適度な制限というのは、
制作に限らず、日々の生活における重要な要素であるように思う。
クライアント

適度に忙しい日の方が、いろいろ仕事ははかどるし、
決められた時間内の方が、潔く物事が決まる。
金額や物を決めた方が、買い物はうまくいきやすいし、
使う食材を特定した方が、新しい料理を考えるとき想像力が働く。

 *

適度な制限のもと制作したキャットタワーは、
自ら決めた期限内に、無事完成できた。
“猫が乗っていなくても様になる”ように作ったつもりだったが、
やはり猫が登っていた方が格好がいい。
飼い主が困らない程度に、
適度に登って遊んでくれたらいいなぁと思っている。

  par. s yoshitomo

2012-05-21

KAMONE-カモネ-の説明

ハンドメイド雑貨屋『KAMONE-カモネ-』
いままでものすごく適当に書いてましたが、
ハンドメイド雑貨屋『KAMONE-カモネ-』について
今更ながら説明しようと思いつきました。

説明その1…
 夫の実家&職場である「岩寿し」の下駄箱を間借りして、こじんまりと営業中。

説明その2…
 現在取り扱い商品は、手作りアクセサリー(ピアス・ヘアゴム・ヘアピンなど)

説明その3…
 時々手作り品以外に、期間限定で海外雑貨販売フェアをやる。
 (今までに、スイス・フィンランド・チェコ・ベトナムのフェアをやりました。)

商品のピアス①
説明?その4…
 できればそのうちバッグも製作して販売したいな。

説明?その5…
 ハンドメイドだけじゃなくて、
 おすすめの雑貨も仕入れて売りたいかな?


…ざっとこんな感じです。
説明しようと試みましたが、
やっぱりなんだか適当なまま…。
なんせ手探りでやってるもので、うまく説明できません。
商品のピアス②
早く立派な説明ができるお店がもてるようがんばります。
なにかKAMONEについて疑問があったら、
質問してくださるとうれしいです。


(追記)

説明その5の希望を叶えるべく、
このあいだ東京の問屋街に買い付けに行ってみました。
が、そのお話はまた今度。

  par  s.yumi

2012-05-12

風邪

風邪をひいてしまった。

よく風邪をひくくせに、
強がりなので風邪で医者には行かない。
「そもそも風邪を治す薬なんてないのだから、
 とにかくゆっくり寝てさえいれば治る」
という持論のもと、
だから今回も、とにかく寝ていた。
(第一ゴールデンウイークだったので病院はやっていなかった)
しかしながら、
仕事を休み、3日間ほど終始寝て過ごしたにも関わらず、
それでも全快しなかった。
こんなに質の悪い風邪を引いたのも久しぶりだったが、
同時にこんな長い時間寝たのも久しぶりだった。

今はもうだいぶよくなったが、
風邪が長引いた所為か、寝すぎた所為か、
頭蓋骨が締め付けられるような耳の詰まり感だけがなかなか治らないので、
仕方なく耳鼻科に通っている。

 *

子供の頃、頭やお腹が痛くなったときに、
その自分の症状について説明するのが苦手だった。
「どういうふうに痛いの?」
母や、あるいは医者にそう聞かれると、いつも困惑してしまった。
どういうふう…って?
困って黙っていると、さらに畳み掛けるように聞いてくる。
「ズキズキ? シクシク? チクチク?」
などと、選択制にしてくれるのだけど、
いったいそれらは、それぞれどういう痛みなのか?と、
少ないボキャブラリーで生きていた子供は、
黙秘を貫くほかなくなってしまうのだった。

そういうことを何度か繰り返すうちに、
子供なりに対策を立てた。
頭は『ガンガン』、お腹は『チクチク』
と言うことにしようと決めたのだ。
どういう痛みであれ、
よほど自信のあるぴったりの表現が思いつかない限り、
その『ガンガン』と『チクチク』を使うことにした。
それまでの経験から選ばれたその二つの言葉は、なかなか万能で、
大人たちは「あぁ、やっぱりね」と、
満足いく返答を得られたという顔をするので、
こちらとしてもひと安心だった。

いつから、自分の症状をちゃんと説明できるようになったのだろうか。
あるいはいつから、
自分のことを人に説明するのが、寧ろ好きな方になったのだろうか。
と今ふと思った。
(ただ、今でもなお、『シクシク』という言葉だけは、
 いったいどんな感じなのか、いまいち分からずにいる)

 *

毎年の初詣のお参りでは、
決まって健康についての祈願をしている。
『(他のことは自分のなんとかするので)家族皆が健康でありますように』
と。
それにも関わらず、
こうして性懲りもなく体調を崩してしまったので、
来年からは、
(日々の体調管理にもできるだけ気を使うようにするので)
という前置きを追加しようと思う。

 *

…なんて、
しばらく記事の更新をしなかったいいわけを、
少し書いてみた。

  par s.yoshitomo

2012-05-01

オシラセ

機関紙『オシラセ』
カフェiwazushiと雑貨屋KAMONEから、
今月より毎月、
『オシラセ』という機関紙を発行することにしました。

機関紙と言っても、表題通りのただの“お知らせ”で、
月一回のくせに情報量も極端に少なく、
読んでもちっとも面白くないですが、
飽きっぽく、あまりマメでない私共が、
長く続けていくには、
これが致し方ないサイズなので、
とりあえずはこれでやっていこうと思います。

  par  s.yoshitomo